セラミック治療
(詰め物・被せ物)
セラミック治療とは
歯の色や形を整え、
自然な口元を目指します。
セラミックとは、むし歯治療などで削った歯に対して、セラミック素材の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を装着する治療です。
天然の歯に近い色調や透明感があり、自然な見た目に仕上げることができます。
また、金属を使用しないため、金属アレルギーのリスクを抑えられる点も特徴です。
むし歯治療で使用される詰め物や被せ物には、保険診療と自費診療の2種類があります。
保険診療では使用できる材料や治療方法に制限がありますが、セラミック治療は自費診療となり、見た目や耐久性に配慮した治療が可能です。
当院ではこのセラミック治療を、
1日で完了する「1day
Treatment」としてご提供しています。
1日で終わる
セラミック治療
(1day Treatment)とは
セラミック治療を、
1回の来院で完了させる治療方法です。
当院ではCAD/CAMシステム(セレック)を使用し、
院内で設計・製作・装着まで行うことで、
その日のうちに治療が完了します。
従来の治療と
1day Treatmentの違い
従来
来院1回目
歯を削る・型取り
仮の詰め物
来院2回目
セラミック装着
1day Treatment
来院1回目
歯を削る・スキャン
設計・製作(院内)
その日のうちに
装着
1デイトリートメント
(1日で治療が終わること)
のメリット
-
感染リスクを
抑えられる仮の詰め物で過ごす期間がないため、細菌の侵入リスクを抑えることができます。
-
通院回数が
少ない通常2〜3回の通院が必要な治療も、1回で完了します。
-
治療が
スピーディー短期間で治療が完了するため、生活への影響を最小限に抑えられます。
-
麻酔が
1回で済む何度も麻酔を行う必要がなく、身体的な負担を軽減できます。
当院の治療方針
当院では、すべての症例に1day Treatmentを適用するのではなく、患者様のお口の状態に応じて最適な治療方法をご提案しています。
前歯など審美性が重要なケース
色や形、バランスを細かく調整するため、複数回の治療で仕上がりの精度を高めます。
奥歯など機能回復が
中心のケース
1day Treatmentを基本とし、スピーディーに治療を完了します
見た目と機能の両立を
大切にしています。
セラミック治療の
メリット・デメリット
メリット
- ●見た目が自然で美しい仕上がりになる
- ●変色しにくく、長くきれいな状態を保てる
- ●金属を使用しないため、金属アレルギーのリスクが少ない
デメリット
- ●外科手術であるため、治療を受けるには全身の健康状態が良好である必要があります
- ●強い力がかかると欠けたり割れたりする場合があります
- ●歯の状態によっては適応できない場合があります
保険診療・自費診療の違い
詰め物・被せ物の金額は材質や機能性によって異なります。
カウンセリングの際に詳しくお伝え致しますが、大きく分けて下記の2パターンがあります。
保険診療の特徴
- ●比較的安価に治療を受けることができます
- ●使用できる材料や治療方法に制限があります
- ●見た目で治療した歯と分かる場合があります
- ●金属を使用する場合、金属アレルギーの原因となることがあります
自費診療の特徴
- ●素材を自由に選択することができます
- ●見た目の美しさや機能性を重視した治療が可能です
- ●お口の状態に合わせたオーダーメイドの治療が可能です
- ●保険診療と比べて費用は高くなります
当院のセラミック
治療の特徴
当院では、セレックトレーナーによる専門性の高い治療と、
セレックシステムを活用した精度の高いセラミック治療を行っています。
-
高い専門性と治療方針
●セレックトレーナー在籍
当院の院長はISCD国際学会公認セレックトレーナーです。
最新の設備と知識を取り入れ、精度の高いセラミック治療を行っています。
●予防を重視したセラミック治療
白くすることだけを目的とせず、予防治療としての観点からセラミック治療を行っています。
歯と一体化することで、二次的なむし歯の発症を抑えることが期待できます。
-
精度と安全性に
配慮した治療●最短1日のスピーディーな治療
CAD/CAMシステムにより、症例によっては1日で治療を完了できる場合があります。
通院回数が少なく、仮の詰め物の期間も短縮できます。
●ラバーダムを用いた治療
ゴムの膜で治療部位を隔離することで、唾液の侵入防止や視野の確保、安全性に配慮した治療を行っています。
-
院内技工室を完備
●専門的な技工士による補綴物の作成
当院では、専門の歯科技工士が補綴物の作成を行っています。
歯の色や形、かみ合わせまで細かく調整し、患者様一人ひとりに合わせた仕上がりを目指します。
●院内技工ならではの
技工物作成のスピーディさ院内に技工室を備えているため、歯科技工士との連携がスムーズに行えます。
細かな調整や修正にも迅速に対応でき、治療をスムーズに進めることが可能です。 -
セラミックの
特性とメリット●金属アレルギーへの配慮
金属を使用しないため、金属アレルギーの原因となる物質の影響を抑えることが期待されます。
●長期的に安定した見た目
変色や着色が起こりにくく、歯ぐきの黒ずみも生じにくい素材です。
●歯にやさしい素材
耐摩耗性に優れ、自分の歯に近い性質を持つため、歯への負担を抑えます。
●保証制度
当院では4年間の保証制度を設けております。
(※定期的なメインテナンスが条件となります)
セラミック治療の
症例紹介
複数の銀歯や変色した歯が、自然で統一感のある口元へ改善しました。
症例1
60歳男性
上下顎奥歯のセラミック治療、
前歯のセラミック治療
| 主訴 | 金属を治したい |
|---|---|
| 治療内容 | 口腔内の保険治療(メタルインレーやメタルクラウン)をセラミック治療で修復 |
| 治療期間・回数 |
治療期間:2か月間 通院回数:9回 |
| 費用 |
セラミック詰め物3本 セラミック被せ物8本 前歯部セラミック修復1本 計924,000円 |
| リスク・副作用 |
|
治療の流れ
-
カウンセリング・診断
お口の状態を確認し、見た目や機能面のご希望をお伺いします。
現在の詰め物・被せ物の状態や、噛み合わせなども含めて総合的に診断いたします。 -
治療計画のご説明
治療内容や期間、費用について分かりやすくご説明いたします。
ご不明点やご不安な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。 -
歯の形成・
スキャン(型取り)必要に応じて歯を整えた後、光学スキャナーで歯型を採取します。
従来のような粘土状の型取りではないため、負担が少なくスムーズに行えます。 -
修復物の設計・製作
取得したデータをもとに、コンピュータ上で修復物を設計・製作します。
症例によっては、最短1日で治療が完了する場合もあります。 -
装着・調整
完成したセラミックを装着し、噛み合わせや見た目を確認します。
違和感がないよう細かく調整を行います。 -
メインテナンス
長く快適にご使用いただくために、定期的なメインテナンスをおすすめしております。
治療後の状態を維持するためにも、継続的なケアが大切です。
※治療内容により、通院回数や期間は異なります。
自由診療料金表
| セラミック治療 | 単価 |
|---|---|
| セレックの詰め物(インレー) | 55,000円 |
| セレックの被せ物(クラウン) | 77,000円 |
|
ファイバーの土台 (神経を失った歯に必要になります) |
11,000円 |
※表示の費用は税込価格となります。
金属アレルギーについて
歯科治療では、詰め物や被せ物以外にも根の治療後につける土台や、
ブリッジ、入れ歯などありとあらゆるものに金属が使用されています。
この歯科金属アレルギー患者が日本で年々増加しているという報告があります。
-
●歯科金属がアレルギーの原因になっていても気づかれにくい
皮膚に身につける金属アレルギーと違うのは、「口の中だけでなく、金属の触れていない全身にも症状が出ることがある」というところです。そのため、症状の原因が歯科金属アレルギーと分からずに苦しんでいる人も少なくありません。ずっと治らない原因不明の皮膚のただれや湿疹などで悩んでいる人はもしかしたら歯科金属アレルギーが原因かもしれません。放置してしまうと全身へも症状が広がってしまいます。心当たりのある人は一度歯科医院で相談してみることをおすすめします。
●保険の金属は口の中で錆びやすい
保険で使われている金属は、高温多湿の口の中では錆びて唾液に溶け出してしまいやすいという欠点があります。その溶け出した金属イオンが体のタンパク質と結びついてアレルギー源となってしまいます。
●長年入れていることで体内に蓄積される
口の中に入っている金属は何年、何十年と入りっぱなしになるため、溶け出した金属は体に蓄積され、それが過剰になることでアレルギー反応が起こるとされています。
●2種類以上の金属が入っているとアレルギーになりやすい
口の中でよく使われる金属にはパラジウム、ニッケル、コバルト、銀などがあります。口の中に種類の違う金属が入っていると、微弱な電流である「ガルバニー電流」が発生し、アレルギーが起こりやすくなることがわかっています。
●口の中に炎症があると金属アレルギーが起こりやすい
重度の歯周病や口内炎などの炎症状態が続いているお口の中では特に金属がイオン化しやすく、金属アレルギーを起こしやすいと言われています。
*口の中・周囲だけでなく全身にも出ます。
口内炎・舌炎・口唇炎・口角炎・口腔扁平苔癬・味覚障害
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)・アトピー性皮膚炎・脱毛症など -
どのように治療すれば良いのか?
- ●まず、原因となる金属を特定するために「パッチテスト」を行います
- ●パッチテストでは、皮膚に試薬を貼り、アレルギー反応の有無を確認します
- ●アレルギー反応が確認された場合は、原因となる金属をお口の中から取り除きます
- ●その後、アレルギーを起こしにくい材料で詰め物や被せ物をやり替えます
使用される主な材料
- ●セラミック
- ●プラスチック
- ●アレルギー反応の出ない金属(検査結果による)
補足
金属を使用しない入れ歯や矯正装置にも対応可能です
メインテナンスの重要性
人間の噛む力は、本気で指を噛むと骨を折るくらいの力があります。ひとつひとつの歯に60〜70kgの力がかかります。歯は力がかかればかかる方に少しずつ動きます。そのため詰め物をしたその時は、その噛み合わせで良いのですが、放置しておくことによって噛み合わせが変わり、強く当たる部分が出てきたりします。
長期的に使っていただけるよう、メインテナンスにて噛み合わせをチェックし、必要であれば噛み合わせの調節を行います。また詰め物がきれいでむし歯がなくても、歯の土台自体が悪くなってしまってはいけないので歯石の掃除を含めた、クリーニングに定期的に来て頂きます。
「治療完了」=「ゴール」ではありません。私たちだけが頑張るのでなく、皆様も一緒に頑張っていく通過点だとお考えください。
よくある質問
本当に1日で治療は終わりますか?
多くのケースで、1回の来院で治療が完了する「1day Treatment」に対応しています。
ただし、お口の状態や治療部位によっては、より精度を重視するために複数回の通院をご提案する場合もあります。
1day Treatmentは誰でも受けられますか?
お口の状態や治療部位によって適応が異なります。
奥歯の詰め物・被せ物などは1day
Treatmentに適している場合が多いですが、前歯など審美性が重要なケースや、むし歯の進行が大きい場合は、より精度を重視して複数回の治療をご提案することがあります。
セラミックはどのくらい持ちますか?
セラミックは耐久性に優れた素材で、適切なケアと定期的なメインテナンスを行うことで、長期間ご使用いただくことが可能です。
ただし、噛み合わせや生活習慣によっては摩耗や破損のリスクもあるため、定期的なチェックをおすすめしています。
保険診療との違いは何ですか?
保険診療では使用できる材料や治療方法に制限がありますが、自費診療のセラミック治療では見た目の自然さや耐久性に優れた素材を選択できます。
そのため、機能面・審美面の両方を重視した治療が可能です。
金属アレルギーがあっても治療できますか?
はい、可能です。セラミックは金属を使用しないため、金属アレルギーの方にも適した治療法です。
必要に応じて、原因となる金属の除去や検査についてもご案内いたします。
セラミックは割れることはありますか?
強い衝撃や噛み合わせの状態によっては割れる可能性がありますが、適切に設計・装着されたセラミックは高い強度を持っています。
歯ぎしりや食いしばりがある場合は、マウスピースの併用をご提案することもあります。